Fortaleza Anejo 40%

Fortaleza Anejo 40%

登録日 2019年8月1日 登録者 ボトルカテゴリー Tequila&Mezcal ボトルタグ IN STOCK

フォルタレサ アネホ

産地はメキシコ・ハリスコ州バジェス。フォルタレサ蒸溜所は、元々サウザ家が所有していた3つの蒸溜所のうちの1つにあたり、1968年に閉鎖をしている。その後、ミュージアムとして保存され1976年にテキーラ「サウザ」ブランドと2つの蒸溜所を売却した後も、同蒸溜所はアガベの農園と共にサウザ家が所有し続けていたとのこと。
サウザ家5代目のギレルモ氏は、1999年にこの蒸溜所の再建に踏み切り、2005年に100%アガベのプレミアムテキーラ「フォルタレサ」をリリース。時間が短縮できる近代的な製法ではなく、100年以上もの間受け継がれてきた伝統的な製法でフォルタレサはつくられている。
原料へのこだわりもすさまじく、バジェス地方のテキーラで主に使用されるアガベの球茎部(ピニャ)の重さは約45kgだが、フォルタレサで使用されるピニャは時に重量110Kg以上にもなるという。その分アガベの生育に年数を要するが、出来上がったテキーラはバジェス地方の辛味の多いテキーラとは異なり、辛味の少ない柔らかな味わいに一役買っている。また、伝統的なテキーラづくりとして、ピニャの糖化は近代的な「アウトクラベ(蒸気圧力窯)」では8時間で済むところを、昔ながらのレンガ造りのオーブン「マンポステラ」で30時間もの時間をかけて加熱することで、アガベ特有の青さが減り、香りにバター様のアロマが加わるようになる。糖化されたピニャは「タオナ」と呼ばれる今ではほとんど見られなくなった珍しい石臼で、約7時間かけてゆっくりと搾汁。そして、ほとんどの蒸溜所で使用されているシュレッダー機によりバガスを細かく切断するのだが、タオナは繊維質を壊さないため、これによりテキーラに雑味が加わらなくなるといわれている。 発酵槽はステンレスではなく昔ながらの木製で、テキーラに独特な風味を与えるようになり、バガスを取り除いたモスト(糖液)のみを3日半かけて自然発酵をしている。蒸溜は銅製のポットスチルによる2回蒸溜。熟成にはチャーを施したバレルを使用。また、ピニャを模ったキャップがデザインされたボトルもユニーク。

テイスティングコメント:香りはキャラメル、バニラ、チョコレート、バタースコッチ、パイナップル、ナツメグ。味わいは滑らかで甘く、バタースコッチ、キャラメル、トフィーで、フィニッシュにヘーゼルナッツが加わり、豊かな広がりを楽しめる。

CESP-FORT-ANEJ
商品名
フォルタレサ アネホ
アルコール度数
40 %
容量(ml)
750
入数
6
原産国
メキシコ・ハリスコ州
地域
バジェス
主な原料
アガベ