富士御殿場 ピュアモルトウイスキー 40%
年数表記無し。構成原酒に単式蒸留器でつくられたシングルモルトだけでなく、連続式蒸溜器(ケトル式)でつくられたモルトウイスキーとグレーンウイスキーを織り交ぜてブレンドしてあるとのこと。香りは、軽いトーストの香ばしさ、パイナップルやリンゴ飴のフルーティが感じられ、味わいはスムースで麦の甘みやフルーティーも感じられる。余韻は短くドライで静かに終わる。
富士御殿場蒸留所 ブレンダーズ・チョイス シングルモルトウイスキー 46%
年数表記無しにて蒸留所及びインターネット限定販売ボトルにあたる。チーフブレンダー・田中城太が複数の原酒の中から、富士御殿場蒸溜所の特長である澄んだ味わいと甘い樽熟香が表れた原酒を厳選してブレンドしたシングルモルトウイスキーとのこと。ノンピートモルト原酒を主体とした、富士御殿場蒸溜所らしい華やかでやわらか、それでいて濃密感のある香りが楽しめる。
富士御殿場蒸留所 ブレンダーズ・チョイス シングルグレーンウイスキー 46%
年数表記無しにて、蒸留所及びインターネットのみの限定販売にあたる。中身は500mlの容量。多様な香味タイプの原酒の中からセレクトされている。
ベンチャーウィスキー イチローズモルト ”the GAME” 6th 羽生 for SHINANOYA PRIVATE BOTTLING 10th ANNIVERSARY 51.9%
1988~2014年瓶詰め、ホグスヘッド使用にて生産本数192本。SHINANOYA PRIVATE BOTTLINGシリーズの”the GAME” 6thにあたる。中身は2000年に閉鎖した羽生蒸留所で、またボトリングのラベルには本シリーズの趣向を踏襲し、前作5thの「宇宙パズル」の余韻と新たな日本のGAMEが隠されているという趣向が施されている。 香りは麻縄、燻製チップ、メンソールの煙草、地下室、樟脳、仄かに衛生用品。徐々に奥から煮…
Karuizawa ”ASAMA” 1999&2000 46%
年数表記無しにて1999年と2000年蒸留された原酒のヴァッティングとなる(入荷時期は2013年となる)。軽井沢蒸留所は、活火山である浅間山の麓に1955年に設立され、海抜850mという高所に位置しているために避暑地としても有名だが、その湿度が高く涼しい気候はウイスキーづくりに適した環境とも言われていた。また1991年に日本ではいち早く、スコットランド産麦芽を取り入れ、熟成にはほぼオロロソシェリー樽を使用というこだわりにも評価が高かった…
イチローズモルト ワインウッドリザーブ 46%
羽生蒸留所のモルトをキーモルトにして数種のモルトのヴァッティング(ファースト・ロッドはそうであった)。その後にフレンチオーク製の赤ワイン樽にて後熟したピュアモルト。
マルスモルト ル・パピヨン”オオルリシジミ ” 58%
2012~2016年瓶詰め、アメリカンホワイトオーク使用。「マルスモルト ル・パピヨン」シリーズは、ウイスキー熟成に関わる自然環境について日本の蝶をモチーフにして表現しているとのこと。 この第一弾は長野県に生息する「オオルリシジミ」がテーマ。鮮やかな青色の羽根を身に纏い美しく飛翔する姿をイメージして、香り高く華やかな芳香のあるモルト原酒を一樽セレクトしている。
山崎 リミテッドエディション2014 43%
ギフト用限定ボトル。シェリー、ポートのヨーロピアンオークの樽で20年以上熟成させた原酒を使用、さらにアメリカオークの若いモルト原酒を組み合わせて複雑な味わいを演出。是非お薦めします。
江井ヶ島酒造 あかし〜桐〜 5年 58%
2009〜2014年瓶詰め、ヨーロピアンオークに3年、白葡萄酒樽に2年後熟。なめらかな口当たりと甘みが感じられ、和菓子のような日本らしい甘みもあります。余韻も穏やかで甘みが口蓋に柔らかく残り、上品な味わい。
シングルモルト駒ヶ岳3年 シェリー&アメリカンホワイトオーク 57%
2011〜2014年瓶詰め、シェリーカスクとアメリカンホワイトオークの新樽の使用。ほのかなピート香の奥に熟した果実を想わせるフルーティーなアロマが広がり、豊かなモルトの風味とウッディ―な味わいが調和。熟成年数以上の奥行きを楽しめる。 是非お薦めします。
知多蒸留所シングルグレーンウイスキー 43%
年数表記無し。ワイン樽原酒やブレンデットの響に使用する原酒のシングルグレーンの愛知県限定ボトル。 香りは軽めのフルーティーさとスモーキーさが感じられ、ほのかに甘いタッチ。 味わいもバランスの良いスムースさがある。
マルスシングルカスク駒ヶ岳 1988 26年 46%
1988〜2014年瓶詰め、シェリーカスク使用。カスクナンバー568。 香りは長期熟成独特のシェリー香が際立ち、熟したプラムのような濃縮果実の甘さ、古木の雰囲気。味わいはリッチでボリュームを感じる。
イチローズモルト ”ファイブ・オブ・ダイヤモンズ” 57.7%
2000〜2012年瓶詰め、1stカスク・ホグスヘッド、2ndカスク・ペドロヒメネスシェリーバット使用。香りはシェリー樽由来の甘さに続いて、白木や、ミント、ウッディー&スパイシーさが漂う。味わいはクローヴ、漢方薬を思わせる複雑な余韻。
富士山麓18年
オーク樽で18年以上熟成された原酒を使用。香りは熟したフルーツとマシュマロ、穏やかなオーク材。味わいはマンゴーやパイナップルのようなトロピカルフルーツを思わせ、プルーンや洋ナシから次第にバニラの甘さ。やわらかくなめらかでシルキーな口当たりからフィニッシュにフルーツ感がギュッとくる。 是非お薦めします。
イチローズモルト 秩父”CHIBIDARU” 53.5%
2010〜2014年瓶詰め、クォーターカスク使用。寒暖の差が大きい地の利と、ダンネージ方式での熟成とバット樽の4分の1のサイズ(通称チビダル)を使用することにより比較的短期間で熟成を深められる。 是非お薦めします。